一般社団法人 日本石材産業協会 認定のお墓ディレクター。供養のことで悩む一人ひとりと直接対話をして寄り添うために、「終活・お墓の相談所 いのり」を立ち上げ。これまでに、上場企業運営のお墓・終活サービスのカスマターサポートと法人営業を経験し、一般消費者と業者の双方への悩みや業界課題を解決するために奔走してきた。
岐阜県岐阜市生まれ。幼少期より、地元のお寺で友人達とよく遊び、小学校高学年になると般若心経が読めるほどに。39歳の時に、勤めていた会社がお墓購入検討者様向けのマッチングサービスを立ち上げ、一人きりの営業担当として全国の石材店様と商談を重ねる。お墓購入検討者様からのご相談担当として、毎日数十件のお墓、終活の相談に対応。43歳で合同会社いのりを設立。終活、お墓の相談を中心に、ご遺族やご家族が安心、納得、満足いただけるサービスを目標に「終活・お墓の相談所 いのり」を立ち上げる。
お墓ディレクター(認定番号:19-200126-00)一般社団法人 日本石材産業協会 認定
取材協力:毎日新聞デジタル 弔いのカタチ「300万円でいいでしょう」墓じまいの”離檀料”なぜもめる?(2024/7/24)
お墓・供養の専門家として記事監修を実施:みんなの記事監修
私がこの相談所を立ち上げようと思ったのは、とある知人の後悔を知ったことがきっかけでした。
女手一つで育ててくれた母親を亡くされてお墓を建てた方なのですが、後になって「お母さんの好きな花に囲まれた墓地がよかった。墓石も決まった形の松竹梅から選ぶのではなく、もっと母のことを考えたものを建てたらよかった」という後悔が残ったそうです。
この話を聞いて、「もしお墓を建てる前に相談してくれていたら結果は違っていたかもしれない。知人が後悔を感じることはなかったのではないか?」という、私自身の後悔の気持ちにもなったのです。
この思いは日増しに強くなり、私は終活やお墓にまつわるお悩みをしっかりと受け止めて、一人ひとりにとって最良の提案をするための電話相談所を立ち上げることにしました。
インターネットで手軽に資料を集めて比較検討できる既存サービスも素晴らしいものですが、悩みに向き合って解決できるサポートこそが必要とされているのではないでしょうか。
実家の墓じまいにかかる費用は、親戚の中で誰が払うべきなのでしょうか? 誰が払うのかは法律では決まっていませんので、親族と相談をしていくのが良いでしょう。一般的なケースや、家族で費用負担を折半する方法について、お墓の専門家が解説いたします。
墓じまいの費用が払えない場合の対処法について、お墓の専門家が詳しく解説します。お墓の改葬・納骨には、家族や親族との相談が不可欠です。トラブルを回避するためにも、相場の目安や必要な手続きをしっかりと把握しましょう。