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鹿屋市の墓じまい平均費用・業者選びの手順・自治体の補助金の有無を解説

鹿児島県鹿屋市にあるお墓を墓じまいをする場合は、墓地を管轄する行政(役所・役場)に改葬許可申請をしてください。
「お墓に埋葬されているご先祖様や故人の遺骨を改葬・移動して供養し直す場所」をあらかじめ決めておき、書類に記載する必要があります。

申請手続きに必要な書類は役所のWebサイトからダウンロード場合がありますので確認してみてください。

手続き方法について、わからないことがあれば、「終活・お墓の相談所いのり」ご相談ください。

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解説のポイント

鹿屋市の墓じまいの費用相場

墓じまいにかかる費用の内訳

鹿屋市での墓じまい費用は、総額を見込んでおきましょう。

墓じまいの相場:
約50万〜200万円

墓石の解体・撤去の工事の費用相場は1㎡あたり約10万円〜が目安になります。

ただし、相場はあくまで一般的な料金の目安でしかありません。
墓じまいにかかる料金は、撤去工事にどのくらいの手間や人員が必要になるかで変わってきます。
主に、「お墓の大きさ」「お墓の立地条件」によって見積もり料金は異なります。

墓じまいの事例・参考価格

墓じまいの墓石撤去工事

安全に配慮しながら、重機や工具を用いてお墓を解体いたします。

墓じまいの墓石撤去工事

墓石は、行政の区分に従って適切に処分いたします。

墓じまいしたお墓のカロート・骨壷

ご先祖様の遺骨が入った骨壷は、施主様へお引き渡しいたします。

事例

和型墓石の解体・撤去作業

墓じまいの着工前
着工前の様子。3.24㎡(4聖地)のお墓の石塔・花立・香炉・墓誌・外柵を解体。
墓石撤去後の墓地
墓石・外柵を撤去し、更地化。墓地を返還できる状態にします。
墓じまい工事の現場風景
重機や機材を使って、石材をパーツごとに運び出します。
墓じまい工事の現場風景
石材や基礎部分のコンクリートは、適切な手順を経て処分をします。
  • 墓石・外柵をまとめて解体
  • 石材の輸送・処分
墓じまい参考料金:
約36万円
(税込)

鹿屋市の墓じまいの見積もりを取る方法

墓じまいにかかる費用は、お住まいの地域による違いよりも、お墓のサイズ(間口・奥行)によって金額がかなり変わってきます。
見積もりをとる際は、「お墓の目の前の参道の道幅」「車が入れる場所から墓石までの距離」「お墓の写真や画像」などの情報を伝えるとスムーズです。
石材店や墓じまい業者に一度お墓を下見してもらうと、より正確な費用を見積もってもらえるでしょう。

墓じまいの無料見積もり

墓じまいの相場はあくまで目安。お墓の大きさや立地条件によって変わってきます。実際にかかる金額を知るには、見積もりをとることが最も確実で早い方法です!

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鹿屋市の墓じまい料金表・価格の内訳

墓じまいにかかる費用の内訳を詳しく解説します。

お墓の撤去費用 1㎡あたり:
約10万円

今あるお墓をしまうための墓石撤去・更地工事にかかる税込料金の目安です。

tips_and_updates
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墓石撤去・お墓の解体費用の相場・処分方法
遺骨を供養し直す費用:
約5万〜150万円

墓じまいをした後、埋葬されていたご先祖様のご遺骨はそのまま処分する訳ではありません。別のお墓などに供養し直す必要があります。

新しく供養し直す方法にはさまざまな種類や価格帯がありますが、代表的なものは、樹木葬、永代供養墓、納骨堂など、お墓の承継者がいなくても安心の永代供養がついているお墓です。そのほか、海洋散骨、手元供養などもあります。
何を選ぶかによって、かかる費用は大きく異なります。

お布施:
3〜10
万円

お墓の撤去工事を始める前に、お墓に入っている魂を抜く儀式「閉眼供養(へいげんくよう)」をしてもらうのが一般的です。
墓石の前でお寺の僧侶にお経をあげてもらい、そのお礼としてお布施をお渡しします。
金額はあくまで目安。お布施とは本来、お気持ちとしてお包みするものです。

行政手続き諸費用:
数百円〜1,500

墓じまいをする前に、自治体に「改葬許可申請書」を提出しなければなりません。
申請に必要な書類のサインや発行を、墓地の管理者にしてもらう必要があります。その際に、手数料がかかる場合があります。

そのほか必要に応じてかかる費用

離壇料:
3〜20
万円

墓じまいするお墓がお寺の境内墓地の場合は、墓じまいと同時に檀家をを辞めるか決める必要があります。
檀家を辞める、つまり離檀(りだん)をする場合は、今までお世話になったお礼として離壇料をお寺にお渡しする場合があります。

離壇料は支払い義務が課せられているものではありませんが、法要時のお布施と同額〜3倍程度の金額を包むのが通例となっています。
ただし、お寺のご住職の考え方や地域の慣習によって離壇料の有無や妥当な金額は異なります。
金額は、これまでの関係性や双方の考え方次第です。

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鹿屋市の墓じまい(墓地返還)の補助金制度

鹿屋市の墓じまい(墓地返還)の補助金制度を調べる方法

市区町村などの自治体によっては、墓じまいや墓地返還の助成制度を利用できる場合がありますが、助成制度を実施している自治体は、全国でもまだそれほど多くありません。

全国の自治体の墓じまい助成制度を調査した以下の記事をご確認ください。

鹿屋市近郊の市営墓地のお墓を墓じまいする方法は?

鹿屋市近郊の市営墓地・公営霊園にあるお墓を墓じまいする場合、市役所で改葬許可申請書をもらった後に、市営墓地の管理事務所に連絡をします。

また、墓石の撤去工事は、自分で手配をしなければなりません。
市営墓地の周囲にある石材店・墓石屋でも、墓じまいを請け負ってくれる場合があります。
もし、どの業者を選んだらいいのか悩んだ場合は「終活・お墓の相談所 いのり」にご相談ください。
実績のある石材店・墓じまい専門業者の紹介や、第三者目線での見積もり診断を無料でいたします。

鹿屋市の墓じまいに必要な手続き・流れ

鹿児島県鹿屋市で墓じまいをする場合の流れを詳しく紹介します。

順不同で進めることができる部分もあるのですが、おすすめの手順は、まずは関係者に相談をして、次に見積もり・情報収集、そして金額も含めた合意が済んでから契約や行政の手続きに進めるという流れです。

墓じまいの流れ・手順

墓じまいをするためには、業者との契約や、行政や墓地との書面のやり取りが必要になります。

やることが多いと感じるかもしれませんが、この手順に沿ってていねいに墓じまいを進めることによって、トラブルや後悔をしなくて済みます。

Step1

関係者への事前相談

  • 家族と相談して墓じまいをすることの同意を得る
  • 墓地の管理者に墓じまいしたい旨を伝える

見積もりや業者選びなどの具体的な行動を起こす前に、まずは「墓じまいをしたい」と考えていることを親族に相談しましょう。
早い段階から話を通しておくことが重要です。

墓じまいの事前相談

ご先祖様や故人の関係者(親族)にとって、お墓は思い入れのあるものです。
墓じまいをした後の事後報告になってしまうと、「勝手なことをされた」と心象を悪くしてしまう場合があります。

墓じまいにかかる費用やスケジュールなどの詳細は後で考えていけばよいのですから、まずは「墓じまいをすること」に対する同意を得ておくのが大切です。
「なぜ墓じまいをしたいと考えているのか」や、「自分や家族の将来のことを考えている」という気持ちなどを率直に伝えて、自分に任せて欲しいのか、協力して欲しいのか、親族に相談を持ちかけてみましょう。

また、墓地の管理者にも事前に意向を伝えておきましょう。
墓じまいをするお墓がお寺の墓地にある場合は、お寺のご住職や寺務所に連絡をします。
墓じまいを進めていく上で、墓地の管理である寺院とは、書類のやり取りをする必要が出てきます。
事後報告ではなく、事前に話を通しておくことでスムーズに事を進めやすくなるでしょう。

Step2

見積もり・情報収集

  • 墓じまいした後の永代供養先を探す
  • 墓じまい業者や石材店から見積もりを取る

墓じまいをするお墓から取り出すご先祖様の遺骨をどのように供養し直すかは、墓じまいの申請や工事を始める前には決まっていないといけません。

また、墓じまいをする際は、墓石の解体・撤去工事をして、墓地を更地に戻す必要があります。

「新たな供養先」と「墓石の撤去工事を依頼する業者」、この2つの選定が必要になりますので、それぞれ情報収集を進めていきます。

墓じまいの手続きサポート

永代供養できるお墓

墓じまいをされた方の多くが、ご遺骨を永代供養することを選んでいます。
「永代供養(えいたいくよう)」とは、故人の遺骨の供養・管理を任せることができる仕組みのことです。

まずは、ご自宅近くの寺院や墓地にどのような永代供養墓があるか探してみましょう。
「終活・お墓の相談所 いのり」にご相談いただければ、鹿屋市近郊の永代供養の相場や、選び方のポイント、おすすめの永代供養墓のご紹介などサポートいたします。

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永代供養選びを相談
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墓石撤去工事をする石材店・墓じまい業者

墓石の解体・撤去・墓地の更地化にかかる料金は、お墓の大きさや立地条件によって異なります。
相場や概算ではなく、見積もりをとって正確な金額を確認することが大切です。

鹿屋市での墓じまい施工に対応している業者はたくさんいますが、「どこの会社を選んだらいいのか、さっぱりわからない…」と悩まれるかと思います。
鹿屋市近郊での墓じまいに実績と評判あるの確かな業者を「終活・お墓の相談所 いのり」よりご紹介し、見積もりをお出しいたします。

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見積もり依頼
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Step3

契約

  • 永代供養の契約する
  • 墓石の解体・撤去工事を契約する

見積もりで正確な金額を確認したら、いよいよ契約です。「永代供養」と「墓石の撤去工事」、この2つをそれぞれ契約・申し込みをします。

契約

永代供養の申し込み

永代供養の利用申し込みを行い、永代供養料を支払います。
この後の行政への申請の際に必要になる「受入証明書」を忘れずにもらってください
※自治体によっては、受入証明書の代わりとして、永代供養墓の利用契約が証明できる書類「使用許可証」もしくは「使用決定通知」「契約書」などの写しで代用できる場合もあります。

墓石の撤去工事の契約

墓石の解体・撤去・墓地の更地化の工事契約を、石材店・墓じまい業者と交わします。必要なものは、捺印をするための印鑑です。

請負契約になりますので、工事が完了したタイミングで料金を支払うのが基本となります。業者によっては、着手金として半額程度の先払いを求められる場合もあります。

Step4

行政への申請

  • 市役所・役場に申請し「改葬許可証」を得る

工事に着手する前に、墓じまいをする予定の墓地がある地域の市役所・役場に、改葬許可申請をする必要があります
改葬(かいそう)とは、埋葬されている遺骨を他に移すことです。
改葬をするには自治体の許可が必要だと法律で定められていますので、申請は必ず必要になる手順です。

第5条 埋葬、火葬又は改葬を行おうとする者は、厚生労働省令で定めるところにより、市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)の許可を受けなければならない。

改葬申請書の記入方法

改葬許可証の記入例
姫路市

改葬許可申請書の書式は、各自治体によって異なります。
鹿屋市内にある市役所や役場の窓口で申請書を手に入れるか、の自治体(市区町村)のホームページからダウンロードできます。

墓じまいをする予定の墓地の管理者にも記入・捺印をしてもらう必要がありますので、墓地の管理事務所か、お寺の住職に対応してもらってください。

鹿屋市の市役所・役場の一覧

  • 鹿屋市役所
    〒893-8501 鹿屋市共栄町20-1
    0994-43-2111
Step5

墓石の撤去工事・墓地の返還

  • 墓石の解体・撤去工事の実施
  • 墓地管理者へ墓地の使用権を返還

いよいよ、墓じまいの工事に着手です。
契約を済ませてある石材店・墓じまい業者にお任せし、滞りなく工事が終わるのを待ちます。
墓石を撤去し、墓地を更地に戻したら、お墓の使用権を返還して「お墓をしまう」ことは完了です。

墓じまいの工事風景

墓石の撤去工事の前に、「閉眼供養(へいげんくよう)」を執り行うことが一般的です。宗派によって「魂抜き」などと呼ばれる場合もあります。

墓じまいの閉眼供養・僧侶の読経

閉眼供養はお墓のゆかりのある身内だけで執り行い、僧侶を呼んでお墓の前でご先祖様の魂を抜くための読経をしてもらいます。

読経していただいたお礼として、3万円〜10万円程度のお布施をお渡しすることが一般的です。(お布施は感謝の気持ちですので、決まった金額はありません)

Step6

ご先祖様の永代供養

  • ご先祖様の遺骨を永代供養墓に納骨

最後に、墓じまいをした墓石の中から取り出したご先祖様の遺骨を、永代供養のお墓に納めます。
以降は、永代供養墓の管理者(墓地管理事務所や寺院)が遺骨の供養と管理を請け負ってくれます。

永代供養墓

以上で、墓じまいはすべて完了です。
手順が多く大変に思うかもしれませんが、全体の流れを把握して、本記事で解説した順番に沿って進めていけば間違いありません。

fact_check

鹿屋市の墓じまいの手順まとめ

まずは、事前に関係者に話を通すことから始めましょう!
お墓に関わる親族、お寺の住職や管理スタッフに連絡してみてください。

  • 家族と相談して墓じまいをすることの同意を得る
  • 墓地の管理者に墓じまいしたい旨を伝える
  • 墓じまいした後の永代供養先を探す
  • 墓じまい業者や石材店から見積もりを取る
  • 永代供養の契約
  • 墓石の解体・撤去工事の契約
  • 市役所・役場に申請し「改葬許可証」を得る
  • 墓石の解体・撤去工事の実施
  • 墓地管理者へ墓地の使用権を返還
  • ご先祖様の遺骨を永代供養墓に納骨

そもそも「墓じまいをしてしまっていいのかな…?」と迷っている状態の方も、遠慮なくご相談ください。
あなたのご状況やお気持ちをお伺いした上で、第三者目線でのアドバイスをいたします。

どのように墓じまいを進めていったらいいか困った時は、「終活・お墓の相談所 いのり」の墓じまい相談員を頼ってくださいね。

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改葬と墓じまいの違いとは?

改葬とは、すでに埋葬されている遺骨を、他のお墓や埋葬先に移すことです。
墓じまいをする際には、お墓に眠っていたご先祖様の遺骨を改葬してあげる必要があります。
墓石の解体・撤去、墓地の更地化、改葬。この3つを行うことを「墓じまい」と考えてください。

後悔のない墓じまいをするポイント・トラブル解決方法

墓じまいには、事前によく考えておかないといけないポイントが3つあります。
「後悔をしたくない」「トラブルに巻き込まれたくない」と思うなら、必ず押さえておきましょう。

  • お金
  • 永代供養
  • 人間関係

お金で後悔しない方法

墓じまいにかかる費用をあいまいにしたままで契約や意思決定をしてしまうと、後悔やトラブルに繋がってしまう場合があります。
「墓じまいをしなきゃ」という使命感に駆られてしまうと、業者に言われるがままの契約を結んでしまいかねません。
後から「お金を払えない」「思っていたよりも費用負担が大きい」と、後悔をすることになってしまいます。

  • 石材店や業者から正確な見積もりをとる
  • 墓じまいの費用を誰が払うのか親族と相談する
  • 離壇料は納得がいくまで交渉をする

1人で抱え込まずに、親族と相談しながら進めていくとよいでしょう。
相談する相手がいない場合や、第三者目線のアドバイスが欲しい場合は、「終活・お墓の相談所 いのり」の相談員を頼ってください。

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鹿屋市の石材店・墓じまい業者一覧

永代供養で後悔しない方法

永代供養墓では、他の人の遺骨とまとめて埋葬されます。
永代供養にした後で、「違うお墓に埋葬し直したい」「骨を分けて欲しい」となっても、後戻りすることはできません。
お墓に眠っている故人の関係者に、永代供養した後は遺骨を移せなくなることを事前に伝えておきましょう。

  • 埋葬されている故人に関係する親族をリストアップする
  • 永代供養にする前に親族に事前連絡する
  • 永代供養したらどうなるのか伝える

併せて、「供養をやめるのではなく、お寺に託して供養し続けてもらう」という点も伝えてあげてください。

人間関係で後悔しない方法

墓じまいで後悔をしたり、トラブルに発展してしまうのは、総じてコミュニケーション不足が要因といえます。
報連相をしっかりできれば、問題が起こりにくい状況をつくれるでしょう。

  • 家族には、事前に相談をして、理解を得ておく
  • お寺の住職には、事後報告をするのではなく契約を済ませる前に話を通しておく
  • 業者・石材店・墓石店には、質問を重ねて疑問をあいまいなままにしない

特に親族とは、ていねいなコミュニケーションを心がけましょう
墓じまいや永代供養について、詳しい知識を持っている人はそういません
自分は説明をしたつもりでも、相手が理解できていなければ、「よくわからない事をしている」「あいつが勝手にやった」と思われてしまいかねません。
噛み砕きながら説明をして、家族の不安を減らしてあげましょう。

墓じまいに関する基礎知識をわかりやすく解説している以下の記事も参考にしてみてください。

墓じまいのトラブル実例

国民生活センターに寄せられたお墓に関する相談件数は以下の通りです。
改葬をする人が増加するにつれ、墓じまいに関するトラブルも寄せられるようになっています。

お墓のトラブル相談件数:
年間965件
(2021年・全国)
自宅から遠く、自分も入るつもりはないので、墓じまいを寺に申し出たところ、300万円ほどの高額な離檀料を要求され困惑している。払えないと言うとローンを組めると言われた。(80歳代 女性)
跡継ぎがいないのでお寺に離檀したいと相談したところ、過去帳に8人の名前が載っているので、700万円かかると言われた。不当に高いと思う。(70歳代 女性)
付き合いの長い寺と永代供養の契約をしたが、管理が杜撰であり対応にも問題がある。

墓じまいをする際に、「お墓があったお寺の檀家を辞めることに対する高額なお布施を要求された」という相談が多く寄せられています。

ここでいうお布施とは、いわゆる「離壇料(りだんりょう)」と呼ばれるもので、これまでお世話になったお礼として寺へお金を包む慣習のことです。
墓じまいを機に、葬儀や法要を任せていたお寺の檀家を辞める方が多いいらっしゃいます。
お布施には決まった金額はありませんので、双方で折り合いをつけていくしかありません。

「終活・お墓の相談所 いのり」では、墓じまいをする際は、行政への申請や業者との契約をする前に、まず墓地管理者であるお寺の住職に話を通しておくことをおすすめしています。
相談をせずにどんどん事を進めてしまって、お寺には事後報告のようなかたちになってしまうと、「不義理をされた」と受け取られてしまい、感情論に発展してしまうケースもあります。

鹿屋市の墓じまいに関する苦情・問い合わせホットライン

万が一、墓じまいに関して業者や墓地とトラブルになってしまった場合は、お住まいの地域の消費生活センターや消費生活相談窓口することができます。
商品やサービスなど、消費生活全般に関する苦情・問合せ・相談に対して公正な立場で処理にあたっています。

ただ、消費者センターでは話は聞いてくれますが、墓じまいにの相場や実態に関して知見がある訳ではありません。解決に向けた進展を期待するのは難しい場合があります。
そういった場合は、お墓の専門家に相談するのがおすすめです。

解決したいお墓の悩みは個別相談

ご相談者様のお悩み解決を一番に考え、専門家がお電話・LINE・メールなどで親身にお話しいたします。

相談は完全無料ですので、「終活・お墓の相談所 いのり」へお気軽にご連絡くださいね。
ご希望の方には、お墓・墓じまい・永代供養の見積もりもお出しいたします。

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